医療法人社団 安福歯科医院   安福 正美 先生
先生のポリシー
Q:先生が日頃心掛けていることは何ですか?
安福院長先生(以下:安)
言葉が適切でないかもしれませんが、基本的には「面白おかしく」を心掛けています。

普通はみなさん出来れば病院には行きたくないはず。とくに歯医者の場合は、今日の治療は痛くないと分っていても行くのは嫌なはずです。それでも忙しい時間を割いて行くのであれば、その時間をいかに過ごすかで、すこしだけ気持ちが変わるのではないかと思うんです。 わたくしの医院では、せっかくお越しいただいたのだからお帰りになるまでに、安心できるきちんとした治療とは別に、さまざまな意味で「あぁ面白かった」「来てよかった」などと思ってもらえるような状況や時間を提供したいと思っているんです。
様々な病に関して「笑顔、笑うこと」が効果を発揮するということが
言われています。 きちんと歯科治療を終えられて、大きく口をあけて笑える、なんでも美味しく食べられる、また通院中でも当院にいらっしゃる間には、思わず笑顔になれる・・・
もしくは、爆笑できる?そんな小さなお手伝いをさせていただければな・・・と考えているんです。

記者(以下:記)
ものすごく意外なお答えです!今まではできれば病院では気持ちよく過ごしたいと思っていましたが、面白いと思える時間を与えていただけるとは思ったことがないです。

安)でも、お笑いのDVDが流れているわけではなく、私が小話をするわけでもないんですけど。「面白かった」っていうのは私のキャラクター(外見? 確かにおもしろい???かもしれませんね)でそう見ていただけるのでしょうか?

いつも定期的に、もしくは何度か治療に通っていただいて、すっかり慣れ親しんだ方は、すっかり家族みたいな感覚で、はたからお聞きになると「え?」なんて思われるような会話のキャッチボールが行われてますよ(笑)結構むちゃくちゃに聞こえてしまうかも?!(笑)。なんて心配です。
幸い私の医院はこのような作風(インテリアなど)で、一見“ハイソ?な医院”などと勘違いをされてしまうこともあるのですが、実は中は「“ずるずるべったん、アットホームやね!(関西風!!)”という部分も見え隠れ・・・そんな多彩な空気感を持っていたいと考えます。 患者さんとは、家族のようにお付き合いをしたいという部分が、何となくアットホームさや、たまに診療室内から爆笑が聞こえる・・・・そんな感じになってしまっているんですよね。
ここは自宅のお茶の間?的に時間を過ごされる方も多くいらっしゃいますよ。
ああ、もちろん、静かな雰囲気がお好みの方にも対応できますので、ご安心してお越しください(笑) わたくしの医院は、茶の間、図書館、博物館、美術館、演芸場?いろいろな形で楽しんでいただけると思うんです。

記)先生とは今日始めてお会いしましたが、いつも「歯医者さんへの質問」メールのご回答はとても丁寧ですし、医院詳細ページに掲載しているお写真の雰囲気からも、もっとお堅い感じの先生だと思っていました。

安)皆さんにもそのギャップを楽しんでいただければ!と思います。

記)壁に(ヘヴィメタルバンドの)KISSのグッズなどがディスプレイされていますが、ファンなんですか?これも意外だなと思ったんですけど。

安)ファンといえば、ファンですよ(笑!
35年も続いているバンドですから、今更に楽曲について言及するのはナンセンスでしょう。彼らは「トータルコンセプト」に基づいた音楽芸術という分野をいかにワールドワイドに展開してどう魅せるか、長きにわたり、人種を問わず、多くの人を魅了するかという点で非常に素晴らしいと思いますし、わたくしも歯科医療分野で、より多くの方々に貢献できればと思います。


記)先生はそういった物事の捉え方や感じ方を、ご自身の生き方や仕事に全て活かしているんでしょうね。

安)コンビニエンス・ストア(以下コンビニ)の数より多いと言われている歯科医院ですが、コンビニではどこに行っても同じ商品が購入できますよね?
でも歯科医院は、そんなコンビによりも数多くあっても、同じクオリティのところは1つとしてないと思うんです。
そんな歯科医院の中で、治療の精度はもちろん、よりキャラクター性を強くしていきながら、でもゴリ押しではなく、できるだけ多くの人に受け入れていただきやすい医院環境を提供しているつもりなのですが・・・。
歯科医療・治療コンセプトをわたくしなりに向上、展開させたものを患者さんにいかに提供してご満足をいただくかという点を、さまざまな方面からいつも考えています。 
いかに歯科医療の分野の重要性を、すこしでも多くの方にご理解いただき、長きにわたりお付き合いできる関係で、年齢を問わず、多くの方に快適な口腔内環境のご提案ができるか・・・。
医療現場では、ドクターと患者さんという関係はあらかじめ、ある程度規定された部分があるかもしれませんが、なにより人同士、気持ちよく、長くお付き合いできれば素敵ですよね・・といつも感じます。
わたくしの趣味などを医院の装飾に取り入れているのも、わたくしの人となり?みたいなものを少しでもご覧いただければと・・(あまり役に立っていないですかね?

Q:先生の得意とする治療は何ですか?
安)『補綴』(ホテツ:歯の欠損を義歯・金属冠などで補い、機能を修復すること。)です。もともと絵を描いたり、何かを作製することが好きでした。そんなわたくしの細かさや特性を、なにか活かせることは? と考えて歯科医師になりました。   『補綴』『保存』というのは削って詰めるという、一見とてもベーシックな治療ですが、これをいかに綺麗にするか、精密にするか、緻密に行うか、にこだわってきました。

実は『補綴』『保存』に使う素材にはそれぞれの特徴があります。たとえば銀は硬いけどゴールドは柔らかい。そのため一生懸命精密に削っても、最後は素材によって仕上がり具合に限界があるのは事実です。
そこで、わたくしが考えたのは「じゃあ、素材の良し悪しに関わる手前まで(つまり削る段階まで)は、今後どんな素材で詰め物やかぶせものを作るのであっても(つまり保険診療なのか自由診療かにかかわらず)同じクオリティに削り上げよう」、と思って実践してきました。
完全に自己満足の域になってしまいますが…

記)でも先生が満足する仕上がりであれば、患者さんも納得しますよね?

安)しかし、患者さんのニーズは多種多様で、こちらが「あなたのためを考えてこれがベストです」と思っていることが必ずしもその方にとってベストアンサーではないということも、実は多々経験していますし、おそらくこの仕事のキャリアが長い多くの諸先輩方の先生方が直面されてきた課題ではないかとも思うことがあります。
歯科医師として従事する年数を経て、「臨機応変に対応し、その方のニーズに合った良いものを作る」という知恵を得てきたつもりですが、まだまだ勉強の毎日ですし、きっとこの先も勉強の連続だと思います。 新しいものを常に取り入れながら、この長い歯科医師経験と融合し、患者さんに何かをご提案できれば・・・と考えます。


Q:どんな患者様が来たら燃えますか?
安)基本的には削ったり作ったりするのが好きなので、それが存分に発揮できるのはお口の中すべてを触らせてくださる方の治療です。 つまり再構築を一任してくださる方です。 もちろん来院されるすべての方に、同様、同質の責任を持って治療にあたりますが・・・
歯は1本1本それぞれ、噛みあわせにこんな影響を持っていて全体の中でこんな動きがある、という役割があります。でも、歯1本だけの治療だと、それをどうやって作っていくか(仕上げていくか)を考えたとき、近隣の歯と全体の調和が難しいんです。

たとえば、溝がすり減った4輪車のタイヤがひとつだけパンクしたため、そこだけ取り変えたとします。すると、新しいタイヤは溝がすり減った残りのタイヤより、溝が有るぶん高さが上がってしまいます。でも、他の3つはパンクしていないのに変える必要はないと思ってしまいがちですよね?
これと同じで、歯を1本だけ治療すると、周りの歯とそぐわなくなってしまうときがあります。これでは「木を見て森を見ず」ですよね?そのため、現在の歯並びやすでに形が崩れた他の歯に合わせて辻褄合わせ的な形に仕上げざるを得ない場合があるのです。
体も内臓の組み合わせや筋肉のバランスなど細かな均整を微妙にとりながら成立し、機能しているように、口の中も同じことが起きています。
お体と同じである、というこの状況を、口に関してはご理解いただくことが難しい場合があるんですが、当院では、なにか問題がある前歯だけ治したいという方に、前歯本来の適切な形に仕上げて歯を長持ちさせるためにも、奥歯を治療するといった選択をお願いすることがあります。
お体全体のバランスと口の中の健康のバランスをトータルにご提案するということなのですが・・・
お口の中は、情報の宝庫です。現在なんらかの問題として顕在化していることの原因が、お口の中を拝見することで過去にさかのぼって、理由をたどることすら出来ることがあるんです。
身体バランスとお口の中には密接な関係があり、その意味と大切さをご理解いただき、再構築をお任せいただいた患者さんから
「肩コリがなくなった」「若くなったと言われた」「まえより噛みやすくなった」などというお言葉をいただき、全体のバランスの大切さを実感いただいたとき、この仕事の大きな満足感の1つを感じます。

記)歯の治療って奥が深いですね。

安)そうですね。さまざまな観点でとらえることができるので、追求すれば限りなく・・・というところですね(笑)  お口のなか全てを見据えて治療を始めてよいときは、アニメの「ドラゴンボール」に出てくるスーパーサイヤ人のように体中からパワーがみなぎる状態になりますよ。 髪の毛が金髪になるわけではないですが(笑)そんな状態になるわたくしを見て、スタッフは「おタク魂に火がついた!」と笑います。
先生のプライベート
Q:先生の一番好きな言葉は何ですか?
安)「毒を食らわば皿まで」(笑)という言葉です。
決して悪いことをとことんやろうという本来の意味ではなく、「結果が自分の思い通りでなくても、もう後がない、引き下がれない意気込みで、とことん最後までやりきる!! 」という意味でとらえていただければ、ありがたいのですが・・・

なにか問題があっても、逃げることなく受け入れ、直面する。良いことも悪いことも全て自分の責任。今起こっていることは過去の自分が作ったことであって、それを否定、排除することなく、未来の自分、明日の自分を今日の自分が作っていくと思うんです。
人生というのは一瞬の連続です。その時々でその瞬間に何を選択するかで未来の枝葉が違ってくるのではないでしょうか?
治療に携わるときに、一瞬、一瞬を大切に、瞬間の決断にベストを尽くし、精神誠意、全力を傾けて、眼の前の治療に、眼の前の患者さんにとことん向き合う・・先ほど使いました「後がない、引き下がれない」という言葉でお伝えしたいのは、そういう意味合いなんですけれど・・・・うまく意味合いが伝わればよいのですが、言葉足らずですみません。


記)それって、自分に対してだけではなく、患者さんに対してもですね。

安)患者さんに対して? というより わたくし自身の
患者さんに向き合う姿勢の問題です。
たとえば、患者さんの選択に合わせて治療を進めていくという意味を考えた時に、基本的に当院にお越しいただいた方にはその方の症状にもし5個の治療選択肢があれば、5個ともおつたえをします。
メリットやデメリット、リスクなどお話をさせていただいた上で、その中のいかなる選択肢を患者さんが選ばれても、そのお気持ちを尊重し、全力を尽くして治療にあたる、その方のサポートに当たるということですね。


Q:先生の趣味は何ですか?
音楽全般です。学生のころはクラブでバンドを組んでいていましたが、楽器は演奏出来ないので歌を歌っていました。そのバンドのコンセプトは「魅せる・聴かせる・笑わせる」でした。それを思い起こすと、現在の自分のルーツがありますね。(笑)さすがに今は聴くだけですけど。

記)どんなジャンルの音楽が好きですか?

安)最近はジャンルにこだわらず、いろんな楽曲を聴きます。ロック、クラシック、歌謡曲演歌、ジャズなど、なんでも聴きますよ。良質の音楽にはあえてジャンル分けは関係ないと思うようになりました。

診療所では、医院の空気感を作り上げるために自らが厳選した曲が、単なるBGMとして聞き流されてしまうことがないように、あえて音楽のディテールが分る程度の音量でかかっています。治療している間に、そのなかの曲が患者さんご自身の感性に合った瞬間、メロディラインを辿ってしまう、そんな状況を作っているんです。でも、歯が痛くてそれどころじゃないといった患者さんも、もちろんいらっしゃるので、可もなく不可もなく、その場を演出してくれる曲を選んでいるつもりではいるのですが。 患者さんに「さっきの曲はだれの?」なんて受付ではよく聞かれているみたいですよ。

新しい曲は、CDショップで試聴して探してきます。そうすることで音楽の幅が広がるのも嬉しいんです。たまに当たり?といいますか、わたくしの感性にぴたっ!とくるようなCDがあると、すごくうれしいですね。そのときの体の奥から沸いてくるような高揚感は、音楽が気持ちを揺さぶってくれているんだと思うんです。
音楽で楽しめる感性を持っていて良かったと思います。
この体の奥から湧き上がる高揚感、治療をしてても感じることがあるんですが、これは
歯科治療を楽しめる感性でしょうか?(笑)
生活者の方へのメッセージ
いつの頃からか、日本では病気の人しか病院に行けなくなったのではないかと思います。これは日本の保険診療制度が予防診療を対象としていないかららではないでしょうか?
しかし、実は医療費は起こったことに対して治療費として使用するよりも、予防をするために予防費としてかけたほうが少なくて済むことをもっと多くの方にお知りいただきたいです。もちろん大切な歯を長持ちさせる、できるだけ長く使用できるようにするためにも、予防歯科は不可欠です。

たとえば予防歯科は治療ではありませんが、レントゲンを撮影することもあります。これらは悪いところを特定して、病気を治すための治療をするものではありませんから、人間ドックと同様に保険が効かないので、その場では値段が高い??と感じてしまわれるかも知れません。
是非、悪くならないために、みなさんのお時間を使ってみてください。
それは小さな努力の積み重ねや、日々の配慮もさることながら、わたくしたちプロフェッショナルとうまくお付き合いいただくことかもしれません。
みなさんも長くお付き合いができる、なんでも訊ける、話せる「お気に入り」の歯科医院を見つけてください。
この先は、現在不具合を感じていない皆さん(生活者)の方たちに気軽に定期検診に行く意識を持っていただき、そして歯科医院でお過ごしいただく時間から、「何か」を得て、感じていただいてお帰りいただければと思います。 それはもしかしたら、歯科の新しい知識、もしかしたらあなたが健康である確信、もしかしたら単にスタッフやわたくしと笑って過ごす時間かもしれませんが・・・
ゆったりと治療を受けられる診察室です。センスのよいオブジェが随所に飾られています。やさしい笑顔が印象的なスタッフのみなさま。

取材後記
歯医者さんにメールで悩み事を相談できる「歯医者さんへのメール」では、とても的確で丁寧で心のこもった回答をくださる安福院長先生。いつもその回答には、質問者様だけでなく運営事務局のスタッフ一同も感動しています。そんな院長先生に今回のインタビューでお会いできることを、私はとっても楽しみにしていました。

安福歯科医院は宝塚歌劇団で有名な宝塚市にあります。高級住宅地の歯科医院だけあって、広々とした待合室にはアロマの香りが広がり、随所に素敵なオブジェがセンスよく置かれています。診察室は個室のように区切られ、ここにもオブジェや『歯』をモチーフにしたポップで可愛いイラストが飾られています。また、治療をゆったりと受けられる専用の診察室があり、今回はこの贅沢なお部屋でお話を伺いました。

そんな“ラグジュアリー”な医院とは裏腹に先生はとっても明るくて楽しいお人柄で、私にとっては嬉しい裏切りでした!

インタビューでは質問内容以外にも歯科業界の人材活用と発展のことや、ゆとり教育など、勉強になるお話しを聞かせてくださいました。また音楽の話では、面白おかしくお話してくださり、笑いの絶えない取材となりました。

インタビューの回答も他医院の先生と少し違い、あえて堅苦しいことはお話になられませんでした。これは、治療の技術など医院としての基本は出来ているからであり、生活者の方々に分りやすく、そして楽しくお話を伝えたいという、院長先生のお気持ちなんだと感じました。

集合写真を撮る際も皆さんとても和気あいあいとしていて、ほんとに居心地が良い場所なんだろうなぁと思いました。院長先生おひとりの写真は、あえて“おすまし”しているんですよ!

ぜひ安福歯科医院で楽しい治療時間を過ごしてみてくださいね。
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